杉本 怜 REI SUGIMOTO
生年月日:1991年11月13日
北海道出身
北海道札幌西高校から早大先進理工学部へ進学、2015年に大学卒業後はプロクライマーとして活動し、毎年優勝者が異なる2015年のボルダリングジャパンカップ優勝、2016年は準優勝。2018年はIFSC クライミング・ワールドカップ ベイル大会 優勝と実力・実績ともにトップクラス。国内外問わず日本のトップ選手として幅広く活躍。また、スポーツクライミング日本代表選手会の会長も務める、日本代表チームの精神的支柱。
今後の活躍も期待される注目の選手である。
杉本選手と当社との契約の経緯はプレスリリースをご覧ください。
クライミング(climbing)をする人のことです。道具を使用せず手と足のみで登る「フリークライミング」と、道具(ハンマー、埋め込みボルト等)を使用する「エイドクライミング(人工登攀)」に大きく分かれます。
東京2020大会から五輪の正式競技となった「スポーツクライミング」は、高さ15メートルの95度に前傾した2つの壁を、2人の選手が同時に登り速さを競う「スピード」、高さ4メートルの壁に設定されたコースを、4分の制限時間内にいくつ登れるかを競う「ボルダリング」、ロープを使用し制限時間内に高さ15メートル以上の壁を登った高さを競う「リード」の3種目からなります。
基本的には、素手とクライミングシューズのみで壁に挑むため、体力や手足の筋力等の身体能力が求められます。更には、登る前にコースをどう登るのかをシミュレーションしながら計画を立てたり、失敗した場所をどういった方法で攻略していくかを考える知力や判断力も重要となるスポーツです。
こんにちは、杉本怜です。プロクライマーとして活動しています。
僕は小学3年生の時、父の影響でクライミングを始めました。高校生でW杯に出場、早大先進理工学部に進学し「クライミングに打ち込むのは大学卒業まで」と決めていましたが、大学3年時の2013年 W杯優勝をきっかけに「もっとチャレンジしたい」という気持ちが出て、プロになることを決断しました。
2014年の大会中に左肩を脱臼、その後は思ったような結果が残せず、2016年 手術に踏み切りました。その後のリハビリやトレーニングで2017年 本格的に復帰を果たすことができました。
今後の夢は競技をずっと続け、杉本怜はやっぱり強いなと思われたいです。過去の栄光ではなく、強い杉本怜が存在していると示していきたいと思います。
僕にとって「みらい」とは、自分の考え方次第でいくらでも創りだせ、無限の可能性を持っているものだと思います。最初から暗いことを考えても仕方ない、想像だけは楽しいことをしていたい。自分の直感で好きな未来を選んでいきたいと思います。
「みらい」に向かって全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします。
杉本 怜
<国際大会>
2013年 | IFSC クライミング・ワールドカップ (B) ミュンヘン大会 優勝 |
2017年 | IFSC クライミング・ワールドカップ (B) ナビムンバイ大会 準優勝 |
2018年 | IFSC クライミング・ワールドカップ(B)ベイル大会 優勝 |
2018年 | IFSC-ACCクライミングアジア選手権 倉吉【日本】(C)準優勝 |
<国内大会>
2005年 | 第8回JOCジュニアオリンピックカップ大会 南砺(日本)1位 |
2006年 | JFAユース選手権2006 妙高(日本)2位 |
2006年 | 第9回JOCジュニアオリンピックカップ大会 南砺(日本)2位 |
2007年 | JFAユース選手権2007 千葉(日本)1位 |
2007年 | 第10回JOCジュニアオリンピックカップ大会 南砺(日本)1位 |
2008年 | JFAユース選手権2008 千葉(日本)1位 |
2009年 | JFAユース選手権2009 千葉(日本)1位 |
2009年 | 第12回JOCジュニアオリンピックカップ大会 南砺(日本)2位 |
2010年 | JFAユース選手権2010 印西(日本)2位 |
2014年 | 第9回ボルダリング・ジャパンカップ 静岡(日本)男子 準優勝 |
2015年 | 第10回ボルダリング・ジャパンカップ 深谷(日本)男子 優勝 |
2016年 | 第11回ボルダリング・ジャパンカップ 加須(日本)男子 準優勝 |